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C21 Magazine

コマース21のエンジニアが大事にしていること vol.2 ~品質管理を考える~

【掲載日】2019.01.16

「品質管理って尖ったすごいことをやると言うよりはベーシックなことを、各プロジェクトに落と
して、組織として均一化できることが大事だと思っています」
と話すテクニカル・コンサルティング部 部長 橋爪聡史氏。
品質管理グループ(TCQC)を取りまとめる橋爪氏から、全社一丸で考える品質管理とクリティカル
な課題を解決する専門部隊としてのTCQCの取組みについてうかがいます。


テクニカル・コンサルティング部 部長 橋爪聡史

―品質管理グループ(社内通称TCQC:TC division. Quality Control group)を立ち上げたきっか
けを教えてください。


橋爪 : 品質管理グループでは、性能・脆弱性というスコープを主体として活動を行っています。
性能・脆弱性はECサイトの品質に対して重要な要素ですが、プロジェクト毎に進め方が異なってい
たり、良いノウハウが活かされていない状況があったため、横断組織として性能、脆弱性の品質を
担保する組織があったほうが良い、と思ったのがきっかけとなります。品質管理部門というと監査
機関のようなイメージが強いと思いますが、そういう経緯なので、監査機関ではなくプロジェクト
チームの協力組織になろうという思いで始めました。性能試験や脆弱性試験を実施するのはプロジ
ェクトの終盤で、プロジェクトチームとしても忙しい時期と重なることが多いため、プロジェクト
チームが動けない場合は品質管理グループが代わりに動いたり、その逆があったり、プロジェクト
と会話しながら柔軟な対応を意識しています。
 

―現場感を大事にされているというお話がありましたが?

橋爪 : 例えば応答性能やキャパシティなど非機能と呼ばれる部分のスキルはPM/PLの経験値に
よってバラつきがあるので、性能試験だけでなく何か問題が発生した時の問合せ先として品質管理
グループ(TCQC)を活用してもらう。ノウハウを貯めているチームがあることは、皆にとっても役
に立てているのではと思っています。また品質管理グループとしても問合せしてもらえると、その
プロジェクトで解決したら終わりということではなく、他のプロジェクトにも共有し活かせるため、
好循環の環境が最近はしっかり整ってきていると感じます



―今回の品質管理チーム(TCQC)で新しく取り入れたことはありますか?

橋爪 : 正直、何を取り入れたか忘れたな(笑)
大きく流れを変えるということではなく、細かいところでマイナーチェンジを常に繰り返してレベ
ルアップを図っています。品質という意味での向上もそうですが、プロジェクトチームには忙しい
中で対応してもらうので、極力無駄な時間をかけないように、負担を軽減するための効率化は意識
してます。
 



―品質管理チーム(TCQC)を立ち上げてから2年半経ちましたが、プロジェクトにどのような影響
や効果が出てきていますか?


橋爪 : 我々が立ち上がる前に稼働したプロジェクトでは、残念ながらサイトが動かなくなるな
どでお客様にご迷惑をお掛けした事故もありました。そうなるとかなりの工数も使いますし、闇雲
にやると解決さえしないことも多いですが、最近出しているプロジェクトはそういった事故はあり
ません。サイトが止まってしまえば、お客様の不満や不安要素につながりますし、売上にも直接影
響がでますから、リスクヘッジに貢献できていると思います。


―品質管理チームの立ち上げと同時に全社でも事故や障害が起きた際の状況や解決策を登録する事
故ゼロ活動もしていますね。


橋爪 : 個々の再発防止策を管理し、同じ事故を発生させないことで事故を減らしていこうとい
う活動です。あわせて、事故の傾向分析を定期的に行うようにしています。一例ですが、資料の共
通化や標準化をもっと進めた方が良い、という結論を導きだして、新たに社内に「プロジェクト推
進グループ」という組織を立ち上げることにつながりました。こうした取り組みを進めていくこと
で組織の改善にもつなげていければと思っています。


―今後の品質管理について考えていることはありますか?

取組みとして今後はアプリケーション品質についてもさらに進めていきたいと思っています。アプ
リケーション品質についてはまだまだPM/PLの裁量にゆだねている割合が多いので、ルール策定・
標準化・教育といったところを「プロジェクト推進グループ」と共に進めていければと考えていま
す。

組織としてはプロジェクト、製品、インフラの「中間組織」としての立ち回りを意識していて、そ
こがキーではないかと考えています。様々な部門から知見を引き出して伝達する、落とし込むコミ
ュニケーターのような役割を担える柔軟な組織でありたいと思っています。もちろん、監査機関や
チェック機関という役割も成熟度や規模に合わせてやるべきだと思っていますし必要になってくる
と思いますが、今の時点ではチェック機関ではなく現場の皆と共に品質に向き合う協力組織として
取り組んでいきたいと思っています。

 

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