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C21 Magazine

Sell-Side Solution 開発者インタビュー Vol.6 ~クラウドネイティブの活用によるサーバー増強の実現とAMI(Amazonマシンイメージ)後編~

【掲載日】2020.01.27

クラウドネイティブを活用したサーバー増強によりおよそ5分間で1万件超*の注文対応を実現。AMI(Amazonマシンイメージ)の採用やお客様の内製化支援にいたるまで、今回のサーバー増強が成功した理由をインフラグループならびに開発メンバーに聞いていきます。(*実績値:10,024件)

前編はこちらからご覧ください。
https://www.commerce21.co.jp/magazine/detail/id=707



三橋 : AMIなしで「サーバー12台増やして」と言われたら、具体的にどんな作業が入りますか?

宮澤 : まずサーバーを立てるというところでOS設定などサーバーの基本的な設定をし、その後にSell-Side Solutionを標準でインストールします。その後、各サーバーに対して必要な設定を行います。このひと通りの作業を台数分行います。この作業だけで数日かかりますし、うちだけの作業じゃなく、Sell-Side Solutionをインストールした後にアプリ側にもソースリリースしてもらわないといけないですし、ソースリリースした後はサーバー側に対しても設定を加えていくので、相当の時間がかかります。それが1台当たりたった5分で出来たのはすごいですよね。もちろん、準備はありますけど。AMI化するための雛形を作るのに少し時間をかけましたが、AMIの準備自体にはそこまで工数はかかっていません。
 

村松 : ただ、AMIを採用するにあたり雛形の作成は慎重に行いました。ここで間違ってしまうと、間違ったものを複製してしまうことになるので、レビューや手順など宮澤さん中心にしっかり行っていただきました。

宮澤 : 正直に話せば1回でちゃんと雛形を作れたわけでなく、本当にこれで間違いないよね?というチェックを入念に行い、慎重に慎重に何回か確認を重ねた上で雛形を作成し、本番を成功させました。

ー 今後AMIを採用することは増えていきますか?

村松 : はい、そう思います。さらに前に進めるとコンテナ化の話も見据えています。

ー コンテナ化というところで、最近クラウドネイティブ化も進めていると思いますが、今回のAMIの採用はその一環ですか?

村松 : そうですね。Amazonだとオートスケーリングという特徴的なサービスがありますが、それはAMIを作るところから始まります。できればオートスケーリングの採用まで到達していただきたいという想いがあったので、足掛かりになったと思っています。

両角 : 以前までのSell-Side SolutionだとPV数を見て捌けないなと思うこともあったと思いますが、バージョンアップ後はスケールアウトして裏側のデータベースさえ耐えられるようであれば、表側のサーバー増設で対応できるようになったので、今回のように高負荷の場合でもスムーズなスケールアップが実現できるようになりました。

 

村松 : 以前までのSell-Side Solutionだったら、うまくいかず慌てたこともありましたよね。

ー バージョンアップし、アーキテクチャを変えたからこそできたことですか?

村松 : そうです。それに、データベースのCPU使用率もそもそもすごく低いですよね。8vCPUで30%、4vCPUでおよそ60%。

ー 今までだとどの程度の使用率でしたか?

三橋 : バージョンアップ前だと、32vCPUの64Gで使用率80%、ちょっとセールとかになると90%を超えるといったお客様もいらっしゃいましたね。以前のことを考えると今の状況は桁違いに改善されています。

ー バージョンアップ前の製品でも改善できる方法はありましたか?

村松 : CPUを増やす方法があります。CPUを増やすとデータベースのグレードが上がりますが、データベースのライセンスだけで数千万、作業費を含めると億越えになってしまうケースもあります。CPUについてはお客様負担になるところなので、なかなか効果効率、コストなど考えると難しい面はあったと思います。そういった点を今回の事例を見ていただくとわかる通り、費用負担も抑えながら実現できるようになったので、メリットが出せたかと思います。

ー サーバーに乗せる弊社のシステムのライセンス費用に関しても従来と変わったところはありますか?

村松 : スケールアウトに関して、昔だと事前に用意する何台分かのサーバー用にライセンスを台数分頂いていたのですが、それでは使わない時の無駄も大きいですし、費用が負担にもなります。なのでこうしたイベントなどの時に必要な時間分だけライセンスを利用できるように「時間課金ライセンス」を設けています。

ー 費用的にはどれくらい変わりますか?

両角 : 通常だったら1台につき1ライセンスになりますが、1ヶ月に3回のイベントがある場合、月額であれば通常ライセンス費用の10分の1程度、その内3回のイベントをそれぞれ1日としたら、3日分の費用に。時間が短ければさらに費用を抑えることができます。なので、お客様がセールなどのイベント時もサーバーだけでなくライセンスについても以前に比べ負担にならずにご活用いただけるかと思います。

村松 : 今回宮澤さんがお客様へ引き継いだように、お客様ご自身でサーバーの増強にも対応できるようになるので、さらに利便性も上がったのではないかと思います。

宮澤 : 使いたい時だけ使えるというのは良いなと思います。サーバーもそうだし、ライセンスもそうです。サーバーも使いたい時だけ、使った分だけ課金されるのは便利ですね。台数分を常に構えて置く場合と比べて非常にランニングコストも下がりますし。お客様にとってのメリットも提供できることは嬉しいですね。
 
 

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